入れ歯

今あなたが食べたい物と食べられる物は同じですか?
「食べる楽しみ」「食べる幸せ」をあきらめていませんか?
近年、高齢化が進み私どもも日々の診療の中で
「入れ歯が合わない」「咬むと痛い」「入れ歯が落ちる」
入れ歯のご不満をよく聞くようになりました。

こんな入れ歯になっていませんか?

義歯・入れ歯治療に対する考え

中村歯科では患者様本人が感じている「不満な入れ歯」についてのお悩みを解消し、ご満足いただける入れ歯を作る為に、さまざまな装置・技術・材料について歯科技工士と共に常に切磋琢磨して、日々入れ歯作りに力を注いでおります。

チェックポイント

まずは、患者様の歯の状態をしっかりと把握し、悩んでおられる原因は何か?今後どうしていきたいのか?など患者様の意向に沿った適切な診断を心がけております。
入れ歯が合わないからといってすぐ新しい入れ歯を作るのではなく患者様を中心とした、ドクター・歯科技工士・歯科衛生士と4人5脚で治療を進めております。
説明と同意と納得が得られてから治療を行っておりますので、まずは要望を私どもにしっかりお聞かせください。 納得いくまで話をする事から、患者様が満足できる入れ歯(義歯)治療は始まります。

治療の後が大切です

歯を快適な状態に保つ為には、治療を終えてからも適切なメンテナンスが必要です。
お手入れの仕方・注意点・クリーニングの間隔など、患者さま一人一人の状態にあった適切な指導を行っております。

入れ歯のQ&A

ここでは中村医院に来院された患者様の色々なご質問をQ&A形式でご紹介致します。
保険と自費では使われている素材が全く違います。
保険の差し歯は素材にプラスチックが使われているので、期間が経つと変色して摩れてしまいます。
自費治療の差し歯はセラミックを使用しているので、天然歯と同じ透明感が出せ、しかも変色・磨耗はしません。
長年使用していると歯茎がやせて、入れ歯の内面が合わなくなってくると落ちやすくなります。
まれに病気などで急に歯茎が痩せて落ちるようになる事もあります。
また、ものを食べるという事は咬むだけではなくすりつぶしている為、長年使用していると、入れ歯の奥歯が磨耗し咬み合わせが変わってしまう為に落ちる事もあります。
入れ歯を作り直したり、内面を裏打ちしたり、入れ歯の歯を新しくしたりすると良いでしょう。
吐き気は、入れ歯が自分に合っていない事で生じる典型的な現象の一つです。
口蓋を覆う義歯床後縁(入れ歯の歯グキ部分)が大きすぎて、敏感な軟口蓋に当たっている事が考えられますので 入れ歯の後縁封鎖部を調整してもらい、軟口蓋を刺激しないようにする事が、吐き気解消の近道です。
また、入れ歯全体がズレたり、ガタついたりしないように調整してもらう事も大切です。
総入れ歯を装着すると、口蓋や歯ぐきにかぶせる義歯床によって、どうしても口腔内が狭くなってしまいます。 必要以上に義歯床が大きすぎたり厚すぎたりする事が考えられます。
その結果、舌が思いどおりに動かずに、発音しにくいという現象が起こりがちです。
その他、発音には前歯の並びに問題があります。
舌が動かしにくかったり話しにくい場合は、入れ歯のほうに問題があるのかもしれません。
総入れ歯になるまでに、歯を支える歯槽骨が溶けて、顎の中の神経が粘膜のすぐ下まで出てきてしまうと、ちょっとした圧迫や刺激で激しく痛む事があります。
痛みが生じる原因として、骨隆起があります。骨隆起は骨が出ているところの粘膜が薄く弾力性がない為、痛みが生じやすくなります。このような場合は、まず傷ついている口腔粘膜をしっかり治療する必要があります。
入れ歯をいれただけでは痛くないが食べると痛みを感じる方は、その人の顎の動きに入れ歯の咬み合わせが合っていないか、咬み合わせに問題があると考えられます。
入れ歯が合っていないと思われますので調整してもらう事をお勧めします。
邪魔という理由で入れ歯を小さく削ると、かえって痛くなる事があります。
入れ歯は安定が大切です。 入れ歯の咬む力は全ての顎の粘膜で負担しますから、狭い面積に力が集中する事で痛みが出てしまいます。適切な調整・処置をおこないましょう。
原因は、装着した入れ歯が骨格の中で正しい位置になっていないからです。
入れ歯が目線に対して平行でなかったり、前に出ていたり後ろに下がっていたりしても肩や腰、足にまで影響します。
入れ歯には健康保険を利用する場合と利用しない場合とがあります。普通、保険診療の場合はレジン床(プラスチック)のものが主となります。咬む力を支えるには材質的に弱い為、少々分厚くなる事は避けられません。
ご自分の口腔内に安定し、機能的にも問題がなければよいのですが、 もっと快適な食生活を送る為には、金属床がよいでしょう。
丈夫で長持ちするだけではなく、馴染みがよく熱の伝わりや装着感のよいのが特徴です。
入れ歯はいくら精密に作っても、固い石膏模型での製作作業になりますので、どうしても誤差がでます。また、入れ歯に慣れていかれるにしたがって、咬み合わせは少しずつ変わってきます。
定期的に調整をおこなう事でより咬みやすい状態になります。
上手に使っていただく為に、調整、定期的な検査は大事な治療です。
適合しない入れ歯を長期間使用していると、粘膜の下に隠れている骨のでっぱりなどによって傷になったり、痛みが生じます。
あきらめないで、痛みがとれるまで、必ず調整に来てほしいと思います。
これは入れ歯の義歯床後縁(入れ歯の歯グキ部分)が歯ぐきに密着していないか、
噛み合わせがあっていない為に歯ぐきとの間に隙間が生じ食べ物が入る事が原因です。
入れ歯が割れる原因として一番に考えられる事は、咬み合わせが合っていない為に負担がかかり破損につながっている事が考えられます。
また、材質による耐久性の違いも考えられます。通常保険を使用した入れ歯の材質はプラスチックの物になります。プラスチック性の入れ歯は自費治療の金属製の入れ歯との違いで割れる事があります。

入れ歯のメンテナンス

1日1回は必ず入れ歯を取りはずして洗いましょう。
床の裏側(粘膜にあたる部分)とバネの周りには食べかすや歯垢が付着しやすい状態になっていますので、1日1回は必ず入れ歯を取り外して、入れ歯の内面と残った歯を清掃しましょう。
いつも、きれいな状態できれいな入れ歯をはめている事は、残った歯を長持ちさせる事にもなるのです。 入れ歯が当たって痛むような場合は、決して我慢せずに、痛んでいる時に連絡してください。

入れ歯のお手入れ

入れ歯用ブラシは普通の歯ブラシより植毛が太くて硬いので、あまり力を入れてブラッシングすると、入れ歯が磨耗する恐れがあるので注意しましょう。
入れ歯にも自分の歯と同じように歯石が付着します。定期的に入れ歯の歯石をとる事も大切です。
歯石の付着した部分入れ歯です。
付着した歯石を取り除きます。
歯の表面を研磨します。
付着していた歯石がなくなりました。
頻繁に利用する事は避けたいですが、細かな部分の汚れをとるには、入れ歯洗浄剤を使ったりするのもよいでしょう。発泡性の泡で見えない部分のヨゴレなどを浮かび上がらせます。
入れ歯洗浄剤の使用後は、入れ歯用ブラシで力を入れずにブラッシングをおこなってください。
就寝時にはずした時は、必ず水を入れたコップに入れておきましょう。
乾燥させると入れ歯は変形しますので、水分を含ませておきましょう。
市販の入れ歯用接着剤の使用は避けてください。
なぜなら、噛み合わせが安定しないため歯槽骨の吸収が早く起こり、歯肉がこんにゃくのように変形し、今後入れ歯が入れにくく合わなくなる可能性があるからです。

ワンポイントアドバイス

入れ歯を長期間使用していると、人工歯がすり減って、咬み合わせが不均等になったり、骨の吸収により内面が合わなくなったりしてきます。その時に、これらの不具合に気付かなかったり、入れ歯安定剤に頼ったりして、長い間放置していると、残っている歯を揺らしたり、顎の骨の変形、吸収を早めたり、歯肉をこんにゃくのように変形させる原因になるなど、さまざまな問題を引き起こします。そのため、このような入れ歯の問題には、早めの対応が重要です。

DS重合システム

中村歯科では、患者様により満足して頂く為、患者様の求める精密・高精度な義歯(入れ歯)作りに、独自の型取り、かみ合わせ調整、世界最先端・日米製法特許取得済の入れ歯樹脂成形である「DS重合システム」を採用しており、より歪みのない、汚れやにおいの吸収が少ない精密な義歯を作製します。
上顎(口蓋部)は薄く、違和感が少なく熱伝導が良いので入れ歯の装着時に快適であることが特徴です。
耐久性も非常に高く、割れにくく歪みが起こらないので、入れ歯の不適合状態になりにくく、汚れやにおいの吸収が少ない快適な入れ歯になります。
精密・高精度・高機能なDSシステムとは

装着例

DS(DriedStone)DSシステムを使用した
審美的な(針金のない)入れ歯の種類
アタッチメントデンチャー
ノンリテーナーデンチャー
中村歯科では、最新のDS重合システムでの義歯・入れ歯製作をおこなっております。
初めての入れ歯治療で不安に思うことや、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談くださいませ。